木村泰子さん講演会 来場者アンケート

2023. 05. 21 木村泰子さん講演会 

みんなで「ともに生きる」を考える ~対話の生まれる場所、そこから育まれるもの~

アンケートにいただいたご感想をまとめました。

 

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・本当に学びの多い講演で、とてもとても心を揺り動かされた。木村さんの子どもたちとのやりとりや、その対話の中で深く学び直したエピソードに、地域をよくしたい・・・行動をしたいと思った

・大丈夫か?困ったことはないか?何かできることはないか?すばらしいと思った。これから生きていく子どもたちが一人ひとり、なりたい自分になれること、そして私にできることがあればさせていただきたい

・会場を一体にする木村さんのパワーはすばらしい

・うまく書けないが、自分のよいところを知って伸ばしていきたいと思った

10年後の子どもたちの話、ステキですね。子どもは裏切らない、じゃあどうして大人は裏切るのだろう?子どもと大人の違いは何だろう?

・子どもの力になりたい大人としてゆうきをもらえた

・たくさんのことを感じとった。日々忙殺されてしまい、忘れがちな大事なこと。もう一度、何度でも見つめ直し、やり直していきます

・自分のこととして考える。映画の子どもたちの今を聞けてよかった

・我が子の「ふつう」が一番安心することばです。今日のお話にあった大空小学校「ふつう」は最高のほめことばです。(我が子から学んだことですが・・・笑)

・「あたりまえ」を考え続け、他の人と交流していきたいです。広めていきたいです

・想像以上にすばらしい先生でした

・遠方から来ていただき感謝しています。一方的でなく、みんなをまきこんでの話し合いがよかったです

・子どもと向き合った経験より、素晴らしい話、パワー、とってもよかった

・大阪市の教育現場のその後の変化は?「大空小学校」が増えているのですか?増えないなら、問題点は?

・失敗ややり直しを認め応援して、それが当たり前と言われる社会(学校)。できることだけを認め評価する社会(学校)ではなく認めあう社会にします。そのために文句意見に、ですね

・自分の持ってない視点を教えていただけて、私の世界が開けるようだった

・子どもは困った子ではなく、困っている子である、ということ、また子どもが今、何に一番困っているのか、本人に聞く、聞いて声をあげていくこと、勇気を持っていきたいと感じた

・すごい!考えちがい、自分もまちがえていたことたくさんあるなぁ・・・と思った。ふつう、ですね!!

・暴力をふるう子、悪態つく子など、大人が問題だと思っている子に「大丈夫?」「何に困ってるん?」と本気で声かけができることに感動した。どんな学校であれ、大人(教師)がかわれば、子どももかわる。それを信じたい!!

・全体を通していろいろ考えさせられ、気づきの多い内容だった。子どもがグズグズしてしまうときなど、自分の対応の参考にもできそう。また、職場での自分のあり様にも見返す部分がたくさんあると思った

・トラブルの考え方、子どもであろうと大人であろうと困っていることは相手に聞けばいい。日本の教育現場の現状!自殺数が514人、過去最多なんですね。薬を飲まなくなるサポート、サポートという言葉も違うのかなと思った。受け入れるとともに、の違い

・すばらしいお話が聞けて本当によかった。子どもたちが主語ですね!小さい頃よりルールに従わせるなんて、かわいそうなしつけ、教育をあたり前にしていました。保育士としてがんばっていきます

・インクルーシブ教育、共生社会、もっともっと対話していく、というよりも日常の対話がとても大切なんだと改めて感じるお話だった

多様性を尊重したいと思ってはいても、それが『ともに』ではなく『受け入れる』になってしまっている自分がいたり、話を聞いていたら気がつくことも自分ごとに置いたら出来ていないこととかを振り返るいい機会にもなった。また是非何かしらの方法で映画を観たいと思った

お互いが困っていることについて、どうしたらいいのか、何ができるかという答えがはっきりしていないことを、大空小学校では教職員と児童とが一緒にしてきたということがよくわかった。そのためには立場や価値観が異なる者同士が対話を続ける必要があるし時間がかかる。今の世の中が、限られた時間の中でしないといけないことを詰め込んでいて、効率よくこなしていくために「正解」や「マニュアル」を用意して、「みんな一緒」に同じことをするように求められている。みんなと違うと「疾患」になり、みんなと一緒に近づけるために「治療」や「訓練」を施し、これ以上にならないと「障がい」にして、かわいそうな対象として「支援」するそんな風潮になっているのかもしれない。
自分と異なる価値観の人を変えようとしたり排除したりしようとせず、お互いが「気づける」ことがあったらいいなと思った

・「ともに」の意味、そして子どもに見せたい大人の姿、どんな大人になってほしいか、そんなことを考えさせられた

今度はもっと周りの大人たちとの対話の実例なども聞いてみたい

こうでなければならない教育方針を我が子に勝手に決めつけていた自分に反省した。もっと、子供を信じてのびのび育てたいと思った。そして、自分自身も否定せず大切にこれから生きたい

子ども主体の考え方がよく分かってよかった

・最初から最後まで魅了されるお話しばかりで、あっというまに時間が過ぎた。大丈夫?何に困ってるん?私にできること教えて、のこの3つなら、今すぐ実践できそう。そして、微力だが、これからの明るい未来を信じて、私にできることを模索しながら頑張ろうと思った。教育界と子ども&保護者たち、本当は同じ未来を描いてるはずなのに、どうしてか、かなり温度差があること、そして、それぞれ熱を入れるところが違うこと、大きな課題だなと思う。私にできることはなにかまた木村泰子さんのユーチューブなどを観て、学びたい

すごくわかりやすく、具体例もあったので面白かったです。ぼく、何才だと思いますか? (小学生のご来場者様より)

 

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心のこもったたくさんのコメント、本当にありがとうございました。いただいたご感想は木村さんにもお伝えいたしました。

 

空調がない中、音の反響がある中での講演会、皆様に楽しんでいただけるか不安でいっぱいでしたが、コメントを拝見して、講演の内容が皆様にしっかり伝わったことを感じました。

 

「わたしも皆さんと一緒に学ばせていただくんです。」講演前に、そうおっしゃっていた木村さん。その言葉どおり、あの場にいてくださった皆さんお一人お一人が、素晴らしい学びの場をつくってくださったと思います。改めて、お礼を申し上げます。