「やってみよう!てつがく対話vol.2」開催報告
『ぼくたちの哲学教室』上映会をきっかけに生まれた「てつがく対話」の第二弾、10月26日の備後マルシェ内にて開催いたしました。 午前中一回だけの開催でしたが、11名の方から事前予約をいただき、当日出席者9名+スタッフ2名の計11名で実施しました。 テーマは事前に参加者から出してもらったものをベースに、みんなで考えていきました。 個々の幸せと全体の幸せ ↓ みんな同じでないとダメ? ↓ 「〜すべき」と思い込んでない? ↓ でも「べき」が常に悪いとも限らないのでは? こんな風に話が進むうちに、「公共心」というワードが登場。 「公共の利益と個人の利益」というテーマを入口に対話を進めることになりました。 途中「カタカナって必要?」というテーマでも軽く対話が始まり、問い出しの部分だけでも様々な価値観に触れることができました。 働き方やボランティア、家族の在り方などについて、自分の中でバランスが取れていることが大事、でもそれが周りの人と違ったらどうなるの?? などなど、対話が交わされる中で、何となくみんなが「正しい」と感じる考え方が場を支配する瞬間があり…それに気づいて疑問を持った方から「❝べき❞はこうして作られるんだな」という名言が飛び出す場面もありました。 今回も楽しい思考の探究ができました! 一緒に場を作ってくださった皆さまに、改めて感謝いたします。 さてさて、vol.3があるのかどうかまだわかりませんが、継続実施のご希望をたくさんいただいたので(嬉しい!)、またやってみたいと思っています! ちょっと気になるなぁという方、ぜひ一度参加してみてくださいね! ともに自主上映の会